突然ですが、転職活動に有利な時期があるのはご存知ですか?
一般的には求人数の増える春と秋が転職に有利だと言われていますが、特に秋がおすすめです。
実際私も秋から転職活動を始めたおかげで、応募から1ヶ月足らずで転職先から内定をもらいました。
しかも冬のボーナスを全額もらい、有給も全て消化してから転職することができました。
なぜ秋からの転職活動が有利なのでしょうか。
それはズバリ、
秋は企業にとって中途採用のモチベーションが最も高い時期だからです。
転職するなら秋がおすすめ。中途向けの求人数もピークに
日本の企業は大部分が4月始まりのため、
4月〜9月は上半期、10月〜3月は下半期と呼ばれ、上半期と下半期でそれぞれで目標設定をします。
秋に求人件数が増える理由としては、
・下半期の10月に向けた新プロジェクトによる人員補強
・春からの募集の続き
・夏に退職した分の欠員補充
・翌年からのプロジェクトを見据えた人員増強
などがあります。
2018年の年間求人数のグラフを見ると、9月~10月にかけて求人数(青い棒グラフ)が増えています。
一方で転職活動をしてる人(求職数:赤い棒グラフ)は9月から12月にかけて減少しています。
※グラフは、dodaさんのサイトより引用させていただいています。【元サイト:https://www.saiyo-doda.jp/guide/kihon/time】
実際、1月から4月にかけても求人数は増加していますが、に向けた採用として2月も多い傾向にありますが、グラフを見ると9月から12月に向けて求人数が増えています。
4月も求人数が高い傾向にありますが、転職活動をしている人も増えているので競争率は高くなってしまいます。
また4月は、
●新卒採用の時期であること
●現場への新入社員の受け入れ
●社内の人事異動が多い
であるため、
年末から春にかけては落ち着いて採用がしにくい時期でもあります。
そのため春や他の季節と比較すると、秋は企業にとって落ち着いて中途の採用活動に望むことができるのでモチベーションも高まりやすい時期なのです。
転職者にとっても秋からの転職活動はベスト。最短で内定を決めよう
また、転職活動をする側にとっても秋は1年で1番おすすめの時期です。
理由としては3つあります。
●求人数が増加し選択肢が増える
●秋は祝日が多いので、転職活動の準備に時間をかけられる
●企業の採用度の熱が高いので、選考期間が短くなりやすい
9月以降は求人数が増加する
下半期に向けた新プロジェクトのための求人や、夏以降の退職による人員補充のための求人募集があるため、求人数が多くなります。
また春から求人募集していたものの、採用に至らなかった場合は、応募者を増やすために募集条件を緩めることがあります。
より多くの転職者が応募しやすいよう、必要経験年数の引き下げや未経験者可とすることがあります。
そのため、春や夏には条件が合わず応募できなかった求人も秋以降は応募することができることがあるので、転職者にとってはそれだけ転職のチャンスが増えます。
秋は休日が多いので転職準備がしやすい
秋からの転職活動が有利な理由としては、9月〜12月にかけて毎月祝日があることです。
そのため、仕事をしながらでもしっかりと転職活動の準備に時間を使うことができます。
2019年で言えば、
9月は敬老の日と秋分の日
10月は体育の日と即位礼正殿の儀
11月は文化の日、振替休日、勤労感謝の日が祝日です。
自分のスキルの棚卸しや自己PRの作成、企業情報の収集などをすることで、十分な準備をして転職活動に臨むことができます。
また10月、11月と年末に近づくにつれて転職活動をする人自体も減ってきます。
下のグラフでいうと、新規求職者数(赤い棒グラフ)が10月を境に右肩下がりで減少しています。
※グラフは、dodaさんのサイトより引用させていただいています。【元サイト:https://www.saiyo-doda.jp/guide/kihon/time】
多くの人は、秋から転職活動を始めたとしても、年末が近づくに連れ転職活動を一旦ストップする傾向があると言えます。
10月、11月以降はライバルが徐々に減っていくので、秋からの転職活動は、ライバルとの競争率が1年の中で最も低くなる時期でもあります。
短期間で内定がもらいやすい
秋から転職活動を始めた場合、短期間で内定をもらいやすくなります。
なぜなら、求職者が年末にかけて減少することでライバルが減り、選考が進みやすくなるからです。
例えば1つの求人に対して多くの求職者が来た場合、面接する人数が多くなるため選考に時間がかかります。
もちろん採用基準や会社に合わないと判断されればすぐにお断りの連絡がきます。
そのため、条件は悪くないけど決定打がない場合は、他の求職者全員との面接が終わった段階で比較・決定するので、選考期間は長くなります。
(長いときは、1ヶ月以上合否連絡を待たされることもあります。)
一方で求人への求職者が少ない、あるいは全然いない場合は、
現場で求める最低限のレベルがある、あるいは伸び代があると判断されれば、すぐに面接を通過することができます。
そのため年末にかけて求職者が減少傾向にある秋は、
ライバルが少ないので選考期間が短期化しやすく、すぐに内定が出る可能性が高まります。
冬のボーナスも有休消化も諦めなくていいんです
秋から転職活動を始めるメリットはライバルが少ないだけではありません。
冬のボーナスを全額もらいつつ、有休消化もできるんです。
仮に10月中旬から転職活動を開始して12月に内定をもらった場合、このようなスケジュールになります。
上のスケジュールのように、12月に内定が出た場合は、転職先への入社は2月あるいは3月になります。
そのため12月の冬ボーナスをもらいつつ、12月〜1月にかけて余裕を持って有休消化の予定をたてることができます。
企業側からも、年末の忙しい時期に来てもらうよりは区切りの良い年明けからの入社を提案されることが多いです。
(年末は挨拶や役員の人事異動、決算などがあるので、よほどのことがなければ年明け入社を打診されます。)
そのため秋から転職活動を始めて年内までに内定をもらった場合、
冬のボーナスをもらいつつ、しっかりと有休消化をすることができます。
情報収集は転職エージェントを使おう
転職活動を有利に進めるためには転職のプロ、転職エージェントを使いましょう。
実際私も転職活動をする際は必ず転職エージェントに依頼しています。
転職エージェント転職者からではなく企業側からお金をもらうため、転職する側は無料で利用することができます。
そもそも転職エージェントは「転職希望者が採用されない」あるいは「転職したものの半年で退職した」場合、企業からの成功報酬が支払われません。
そのため、本気であなたの転職活動をサポートしてくれます。
転職エージェントを利用することで、以下の情報を手に入れることができます。
●非公開求人の紹介(求人案件の9割近くが実は非公開)
●書類選考用の自己PRの添削
●過去の面接で聞かれた質問の共有
●その企業担当者が好む回答や考え方の共有
●他に選考中のライバルがいるかどうか(同じ求人に何人応募しているか)
これらの情報は、書類選考や面接を進める上で非常に重要です。
なぜなら、その企業の求める人物像や過去の質問を知ることで、事前に面接の対策を立てることができるからです。
(もちろん自分の考えと全く合わないのであれば、無理してその企業に転職する必要はないと思っています。自分を押し殺してまで働く意味はないですから。)
また内定確定後は、入社時期や年収の交渉も転職エージェント経由で行うことができます。
一番のおすすめは、リクルートエージェントです。
にお世話になったよ。自分1人だったら、絶対転職できていなかったよ!
転職エージェントを利用する上で特に役立ったのが、
●過去の面接で聞かれた質問
●その企業担当者が好む回答や考え方
●同じ求人に何人応募しているか
でした。
これらの情報を事前に教えてもらえたことで、
●自分は本当にこの企業で働きたいのか
●企業の担当者は自分に何を求めているのか
●選考中の自分の立ち位置
について常に考えながら準備を進めることができました。
また、転職エージェントの担当者に都度相談することができたので、自信を持って転職活動することができました。
転職エージェントを活用して、有利に転職を進めよう
転職エージェントは複数ありますが、初めての転職では大手のリクルートエージェントがオススメです。
動くならまさに今。秋こそ転職活動に最適な季節です
転職活動を考えている方は、今がまさにチャンスです。
秋という季節は、
企業からの求人数は増え、一方で年末にかけてライバルが減っていくので、
転職するには最高の季節です。
自分自身を信じて、より理想の職場への転職を成功させましょう!