「将来に備えて株式投資始めてみようかな!
【年収300万円のサラリーマンが株で2億稼いだ!】みたいな話も良く聞くけど、【投資で大失敗して自己破産】という話もあるし、実際どうなんだろう。
資産運用でよく株式投資を奨められるけど、株への投資はなんだかギャンブルみたいで怖いし不安だな。」
今日はこういった疑問に答えて行きます。
この記事の要約
初心者はハードモードではなくイージーモードで始めてみよう。
少し前から、資産運用としての株式投資が注目されるようになりましたよね。
書店に行けば、【初心者にオススメの投資先はこれだ!】、【100万円を1億円に増やした男】など、株式投資をすすめる本はたくさんあります。
また、数年前から税金面で有利になりやすい「NISA口座(年間120万円までなら税金がかからない口座)」や「ジュニアNISA(子供用)」など新しい制度が続々と作られています。
しかし、いざ始めてみようと思うと選択肢が多いために非常に迷います。
「うーんいったい自分にはどんな方法が向いているんだろう。」
この記事では初めて投資をする人や、少ないリスクで始めてみたいという方に向けておすすめの投資手段を紹介していきます。
私自身の投資経験(8年ほど)や、会社のIR担当として、数百名を超える個人の方からの相談や、やり取りを通じて得た経験をベースに紹介します。
株式投資の手段とそれぞれの難易度について
どれだけローリスクを選んでも損をするときはあります。
絶対損をしないというわけではありませんが、
やり方によってはいくらでも損を上回る利益を出すことができます。
ちなみに、下に行くほど難易度(ハイリスク/ハイリターン)が上がります。
投資信託
個人の方を含む投資家から集めたお金を、プロが代わりに運用してくれます。
利益が出た場合は、投資家それぞれの出資率に応じて分配されます。
(細かく分けるとインデックス投資とアクティブ投資があります。初心者のうちは、手数料も安いインデックス投資がおすすめです。)
難易度⇨イージー ★☆☆☆
リスク ★☆☆☆
リターン ★☆☆☆
手間 ★☆☆☆
おすすめ投資期間:中期〜長期〜超長期向け
投資信託の特徴としては、
●毎月一定額を自動で投資するので、ほったらかしでOK。
●100円から投資ができる。
●自分でどの企業に投資するか選ぶ必要がない
●積立NISA口座(年間40万まで)で投資できる。
といった特徴があります。
気軽に1,000円から始められるのが最大のポイントですね。
また、毎月一定額を買い続けることで損をするリスクが減らせます。
いわゆる<ドルコスト平均法>です。こちらについても別記事で解説しますね。
個別銘柄への投資
一般的に最も知られている投資方法です。
どの会社に投資するかを選び、その会社の株式を購入することで株主になることができます。
条件はありますが、株主になると【配当金】をもらったり、【株主優待】として割引券や食品をもらうことができます。
会社によっては、株主限定の工場見学ツアーを企画していたりします。
難易度⇨ノーマル ★★☆☆
リスク ★★☆☆
リターン ★★☆☆
手間 ★★★☆
おすすめ投資期間:方針によって短期〜中期〜長期まで全て
個別銘柄への投資の特徴としては、
●国内に上場している約3,500社の中から選ぶ必要がある。
●ほとんどの会社が、株を購入する場合は100株単位での購入となる。
300×100株=30,000円+手数料 が必要になる。
ある程度のまとまった資金が必要。
だいたい10万円〜30万円の価格帯の企業が多い
●決算や日々のニュースで株価が上下しやすいため、継続的に会社の情報収集や分析が必要。
●NISA口座で年間120万円まで投資可能。(積立NISAとは同時にできません)
といった特徴があります。
もっともオーソドックスな投資方法ですが、企業の情報収集はもちろん、その情報を元に投資すべきか判断する必要があります。
ですので、先ほどの投資信託に比べると分析したり情報収集する手間はかかります。
ただ、自身で選んだ会社の株価が上がった時の嬉しさは格別です。
あるいはまず安い株を買って経験してみたいと言う方は、SBI証券が提供しているネオモバイル証券で口座開設して、取引してみましょう。
ネットの証券口座はたくさんあり、どれも似たように見えますが、こちらはなんと、
T Pointで投資することができます!!
せっかくだからNISA口座も活用してみたい、という方はネット証券開設率No.1のSBI証券にまず口座開設の資料請求をしてみましょう。
IPO銘柄(新しく上場する会社)への申し込み
これから株式市場にデビューする会社ですので、普通に買うことはできません。抽選方式となります。
事前に申し込みをして、当選して初めてその会社の株を買う権利がもらえます。
最近ですとソフトバンク(モバイルの方)のIPOが話題になりましたね。
難易度⇨ややハード ★★★☆
リスク ★☆☆☆
リターン ★★★☆
手間 ★☆☆☆
おすすめ投資期間:短期決戦
IPO銘柄への申し込みの特徴としては、
●当選確率が低い。人気の会社の場合、当選確率は1%〜2%。
●当選さえすれば、低リスクでハイリターンを狙うことができる。
●抽選に当たると【公募価格】という、この値段で売ります、という値段で上場前に購入することになる。いざ上場するとほとんどの場合、公募価格よりも高い値段がつくので、利益が出しやすい。
●ただし、最近は上場しても公募価格より低いこともあるので注意が必要。
といった特徴があります。
人気の株は当選確率が低く、なかなか手に入りません。
一方、人気がない株は手に入りやすいものの、公募価格よりも低い株価になる可能性があるため、
簡単に当選できた場合は注意する必要があります。
信用取引
「自分の信用」を担保にして、持っているお金以上に株式投資を行うことです。
「信用買」と「信用売(空売)」の2種類があります。
信用買⇨自分の資金や保有している株式を担保にすることで、資金を超える株を買うことができます。
信用売⇨証券会社から期間限定(6ヶ月以内)で株を借りてきて、売る取引です。
売った株は返す必要があるので後日買い戻しをします。
難易度⇨ ハード ★★★★
リスク ★★★★
リターン★★★★
手間 ★★★☆
おすすめ投資期間:短期勝負(最長6ヶ月)
初心者には難易度が高いのでオススメできません。
なぜならやり方によっては自己資金0、あるいは借金を追う可能性があるハイリスクな方法だからです。
ただうまく利用することで、少ない資金でも短期間でハイリターンも狙えますし、逆に株価が下がっている時でも利益を出すことができます。
まとめ:初めての投資は、投資信託から始めてみよう。
株式投資と一口に言っても様々な方法があります。
本日の記事では特に代表的な4つの方法を紹介しました。
株式投資は、投資するのも売却するのも全て自分で決断する必要があります。
ですので、株価が下がって損をしてもすべて自己責任 の世界です。
そして、短期で稼ぐためには多くの資金が必要になります。
しかし、資金が少ない人に勝ち目がないわけではありません。
資金がなくても利益を出していく方法、それが 【時間】です。
どうしてこの【時間が】が重要になるかについてはまた別記事でご紹介させていただきます。
ですので、これから初めて投資をするという方は
無理にハードモードから始めるのではなく。
イージーモードで投資を経験しながら株式投資について勉強しつつ、
徐々に投資に回すお金を増やしてノーマルモードにも挑戦していくことをお勧めします。
せっかく資産形成をするなら、最近話題のAI投資をしてみたい!という方はWelthNaviがオススメです。
手数料は1%と、自身で行う積立投信の手数料より高いですが、まず手っ取り早く経験を積んでみたい、と言う方には、自動で積立&アドバイスもしてくれるこちらのサービスがオススメですので、ぜひトライしてみてください。
口座開設手数料はもちろん無料です。
また、SBIネオモバイルなら、Tポイントで株を購入することができます。
これなら一気に株式投資へのハードルが下がるのでオススメです。
それでは今日はここまで・
最後までお読みいただきありがとうございました。